
はじめまして。当ブログを運営している 「naisonin」と申します。
当ブログでは、施工管理や現場に関わる方に向けて、現場でしか得られない実践的な知識や経験談を発信しています。
■ 経歴と担当業務
私は施工管理として 3年間、主に オフィス内装工事 を担当してきました。
直近1年間では合計で8案件で約¥180,000(千)の売上分を担当。
解体から仕上げ、家具工事まで一連の工程を管理し、現場全体の進行を統括する業務に携わってきました。現在は、少し設計寄りの仕事も兼任しつつ、内装業を続けています。
これまでに担当した主な現場は以下のとおりです。
- オフィス内装工事(原状回復後の内装施工)
- ビル外構・エントランス
- 店舗内装工事
- 住宅リフォーム
工程管理・品質管理・安全管理・職人さんとの調整など、現場運営に関わる業務を幅広く経験してきました。
■ 得意分野
私の得意分野は、オフィス内装やリフォーム工事の現場管理 です。
多種多様な現場で、25業種以上の方々とのやりとりで培った経験を生かし、仕上げの品質管理から工程短縮の工夫まで、現場の課題解決に向けた提案を行ってきました。
■ 現場で意識してきたこと・工夫してきたこと
施工管理として現場を担当する中で、私は「図面上の理解」を超えて、“現場そのものを自分の目と手で把握する” ことを大切にしてきました。
特に以下の点はこだわって取り組んできた部分です。
● 間仕切り・設備の墨出しを自ら行う姿勢
本来であれば墨出し専門の業者に依頼することも多いですが、
私は可能な範囲で自分自身で墨出しを行うことを意識してきました。
- 図面を立体的に理解できる
- 現場の寸法誤差や癖が体感として掴める
- 仕上がりのイメージとズレが出にくい
これらのメリットがあるため、「現場の理解を深めるための工程」として、積極的に自分の手を動かしていました。
もちろん、自分でできる範囲というものをしっかりと見定め、規模が大きい場合や、より複雑な場合は専門の業者に依頼しています。
● 造作家具の図面を手描きで作成していた理由
家具工事は、内装の中でも 間仕切り・電気・仕上げなど、複数業種と密接に絡む 重要な工程です。
設計からスケッチや図面をいただくこともありますが、そのままでは伝わりにくい場合も多く、
私は自分自身で手描きの家具図面を起こしていました。
- 家具屋により正確に意図を伝える
- 構造・納まりを深く理解する
- 他業種の職人さんに説明しやすくなる
手描きであっても、図面を書く過程で「自分が本当に理解できているか」が確認できるため、非常に重要な作業だと考えています。
● 職人さんへの“丁寧なリマインド”を徹底
現場は常に多忙で、職人さんも複数現場を掛け持ちしています。
そのため、工事日程や現調のタイミングを忘れてしまうケースもあります。
私は、
「前日の連絡」「小さな共有を丁寧にする」
ことを徹底し、職人さんの負担が減るように意識してきました。
この積み重ねが現場の信頼関係につながり、
工程の遅れ防止や仕上がり品質の安定にも大きく貢献します。
■ 印象に残っている現場のエピソード
特に印象深かったのは、
オフィスビルの4フロアを改修したオフィス内装工事です。
工事は同じビル内で、順番に進めていきましたが、
タイミングによっては 2フロア、時には3フロアを並行して進める時期 もありました。
- 同じ職人さんが日を空けずにスムーズに別フロアへ移れるよう工程を調整
- 毎日上下階を行き来し、進捗確認と指示出しを同時進行
- 各階で異なる工程が動いているため、仕上げ前後の段取りを細かく調整
複数フロアが連動する現場では、
「一歩先を読んだ工程管理」と「職人さんとの連携」 が非常に重要です。
この現場では、
現場全体の動きを常に把握しながら、
工程のズレを最小限に抑えるための調整力を身につけることができました。
■ この経験をどうブログに活かすか
これらの経験から、私は
- 図面の読み方
- 現場調整のコツ
- 工程管理のポイント
- 他業種との連携
- 実践的なトラブル回避方法
といった「現場でしか気づけない知識」の重要性を強く実感しています。
このブログでは、
現場のリアルな学びを、施工管理や職人さん、DIYに取り組む人たちに向けて、わかりやすく共有していきます。
■ このブログで伝えたいこと
施工管理や職人として働いていると、教科書には載っていない“現場ならではの悩み”に直面する場面が多くあります。
このブログでは、以下のような実践的な情報をわかりやすくまとめていきます。
- 現場で起こりやすいトラブルと対処法
- 工程管理のコツ
- 内装・リフォームに関する基礎知識
- 仕上がりを左右するポイント
- 初心者施工管理がつまずきやすい具体例
現場で働く方の視点に立ち、「明日すぐ使える知識」 を意識して発信していきます。
■ このブログはこんな方におすすめです
- 施工管理として知識を深めたい方
- 現場での課題に悩む職人さん
- 内装・リフォームの基礎を学びたい方
- DIYをより本格的に取り組みたい方
- 現場の“リアル”を知りたい方
- 現場との連携に困っている設計業の方
あなたの現場の課題解決に、少しでも役立つ情報を届けられたら嬉しいです。

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